2024-10-28
真空管高周波と同様、基本原理は似ていますが、固体高周波も用途、部品、電力、周波数などのさまざまな要件に応じてさまざまなタイプに分類できます。
1.整流電圧調整による分類: サイリスタ(SCR)は、整流と電圧調整を同時に完了するために使用することも、最初にダイオードまたはサイリスタを使用して整流し、次にIGBT調整電圧を使用することもできます。 IGBT 調整電圧を使用すると、設備係数が向上します。電力を節約し、溶接品質をさらに向上させることができます。
2.入力端子にトランスの有無により2種類に分類できます。フロントにトランスがない場合は、通常、後部の高周波部に高周波トランスを追加して、インダクタとグリッド間の絶縁を実現します。入力変圧器設備がある場合は外部油入変圧器と乾式変圧器に分かれます。
3.インバータブリッジに使用される部品に応じて、低電圧MOS(電界効果トランジスタ)、高電圧MOS、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などがあります。高電圧または低電圧MOSに関係なく、新型SIC-MOS部品で代替可能です。また、IGBTには高耐圧、低耐圧などがあります。SIC MOSは、低損失、高耐圧、高速スイッチング周波数などの利点があります。通常のMOS部品の現行代替部品です。また、IGBT に代わって低周波機器の第一選択肢となる可能性もあります。Sic コンポーネントは当社製品の全シリーズに使用できます。多くの現場検証を経て、お客様は安心して選択できます。
4.共振タンク回路の接続の違いにより、以下に示すように、直列と並列の2つのタイプに分けられます。
5.設置方法により、分離型溶接機と小型溶接機の2種類があります。分離型溶接機とは、整流器とインバータを2つの筐体に分けて製作するものです。小型溶接機とは、整流器筐体とインバータ筐体を一体化した一体型の筐体です。直列・並列ともに分離型溶接機と小型溶接機があります。一般に低電力機器の場合は小型溶接機を、大電力機器の場合は分離型溶接機を選択します。
6.現在の市場では、通常、直列共振には高電圧MOSまたはIGBTが使用され、並列共振には低電圧MOSが使用されます。直列共振用の入力降圧トランスはありませんが、バックインバータブリッジの後に高周波トランスを配置する必要があります。並列の場合高周波では入力降圧トランスが必要なものと、電圧調整後に高周波トランスが必要なものがあります。
高周波電源の種類にはそれぞれ独自の特徴があります。以下に当社の設備について詳しく説明します。